第50回PHP勉強会に参加してきた
こんにちは!onk です。
第50回PHP勉強会@関東 に参加してきました。 会場は 株式会社コンテンツワン さん。 50人超のメンバーを入れられる会場って限られてるのですごく助かります。ありがとうございました!
以下,当日のメモです。
mixiアプリについて @weboo
mixi アプリの概要説明。技術的な説明の部分はほぼ mixi Developer Center のままかな。
流行るアプリの例として弊社の ハッピーアクアリウム を紹介いただきました。ありがとうございます^^
mixi アプリの流行るポイント 4 つ
- 分かりやすさ
- ソーシャル性
- 巻き込み性
- 継続性
はすごく分かりやすい指標。合わせて mixi のソーシャルグラフ (他社と違いバーチャルグラフ化していないリアルな友達) の健全性を保つことに言及されていたのが印象に残りました。
PHPでWEB開発を行うようにしてオープンソーシャルアプリを作る @KuniTsuji
僕らは既に mixi / モバゲーに対してアプリを提供しているので,この辺は実装済みですね。開発時はほとんどソーシャルアプリという意識はないです。
PC と mobile で同じテンプレートを使うのを断念されてましたが,ちょこっと js で加工してあげれば HTML 断片返さなくても大丈夫じゃないかな。
- HTML のコンテンツ部分に div 1 個カマしておく
- リンクやフォームの onclick で gadgets.io.makeRequest する
- callback 内で,取ってきた HTML からコンテンツ部分を取得,wapper の innerHTML を置き換え
カヤックさんの mist.js が参考になると思う。
まぁ実際は PC と mobile では情報量も変わるしページ遷移も変えるしで,とりあえず PC でも操作可能にしておくか程度にしか使えないんだけど。
運用した気になるモバイルオープンソーシャル @cocoitiban
超共感した!!!!
さすがに LA 4 桁はまだお目にかかったことがないなぁw 画像生成怖いっす><
「愛され系ゆるふわコーディング」の重要性はホントに声を大にして言いたいですね。
他サービスの API が落ちているときに
- 使わなくてもプレイに支障を来さないならそのまま進める
- でなければ適切なエラーページを返す
のいずれかはやっておきましょう,アプリとして想定しているエラーのはずなので。 後でサービス落ちたりユーザの問い合わせが爆発したりと泣きを見ます。
もうホント正しく作るっていうそれだけなんだけどね……。 甘えが残っているとそこがボトルネックとなるのを日々実感してます。
懇親会
LT しました! 資料はこちら → ハッピーアクアリウム裏話 (2010/02/22@第50回PHP勉強会)
懇親会ではだいたい @cloned と @cocoitiban,@weboo と話してました。 DeNA や mixi との NDA 気にしなくて良いメンツだと話しやすくていっすねw
モバゲーの API についてとか,各コンテナに対して絵文字をどう返すかとか,OAuth 署名の signature についてとか。SAP や Container のエンジニア同士で情報交換出来るのはとても助かるなー。
EC2 どうよ?という話もしたんだけど,正直 200msec 程度の遅延はモバイルだとそもそも回線が不安定なため気にならないかな。サービス投入直後の「どんだけ人が来るか読めない」段階ではクラウドを選択肢に入れない理由がない。伸びが予想出来るようになったら自社サーバに移せば良いです。
というわけで普段からスケールアウト可能な作りにしておくのがソーシャルアプリでは必須。
でも数十万ユーザ&初めの数ヶ月なら,数台でなんとかなります(
雑感
50 回も勉強会を続けるって強いなぁ。 PHP 界隈元気ですねー。Symfony 2.0 の楽しげな話も聞こえてきました。
あと,OpenSocial への期待も大きいですね。
cloned さんの
過去のファミコンのような魅力的なプラットフォームなので、同じような感じのアプリがあるからとたじろぐのではなく「うちのはここが良い」というアプリをどんどん開発して公開するのがよろしいと思う。 あれだけ素晴らしいドラゴンクエストとファイナルファンタジーがあったにも関わらずたくさんの後続のRPGがヒットして今でも愛されているように。
という発言はとても共感。 ホントに 10 年に 1 度の面白い時代なので,みんなで盛り上げていきたいと感じてます。